ネットで拾った猫

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ねこって窓際すきですよね。

私は猫を飼った事ありませんが好きです。でも犬も好きだし動物全般すきです。

それはもはや好きという感覚というより居るっていう感覚に近いのかもしれない。

当たり前のようにそこに”居る”っていう感じです。そこに嬉しさを感じる。

生き物を特別扱いするのは自分にとっての共生とはちょっと違うので特別扱いはしたくないんです。

人間も自分も特別ではないし、自然にとっての自然でいたい、と、そう思っています。

 

 

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『いる』1997年/ホフディラン

 

ねこを飼ってる友人が多いのは東京に住んでいるから?

分かりませんが、猫派?犬派?飼うならどっち?と聞かれていつも困惑してしまう人、結構いるのではないでしょうか。

 

養老孟司のインタビューで、

何かの話の流れでインタビュワーに”白”って文字を書いてごらんって言ってて、書き終えた紙をみた養老孟司が「でもこれ黒じゃん」ってペンの色見て屁理屈を言うのは有名ですが、マジな話、これはなんの屁理屈でも無いらしく、やっぱり感覚的に生きてる動物にはそれは黒だと認識するし、だから動物に言葉を教えるのは難しいんだそうです。そういうところをすっ飛ばせる人間の感覚を揶揄していました。

 

それでやっとTシャツの話ですが

猫のTシャツに限らず動物のプリントTシャツが流行っているみたいです。

空前の古着ブームでこれまで一切人気のなかったアニマルプリントの古着を着てる人を良く見かけます。その中でもやっぱりダントツで猫と犬!だそうでチンパンジーとか可愛いのにあんまり人気無いそうです。

やっぱりペットとして親しみがあるからなんですかね。ラッコのTシャツほしい。

 

作ったTシャツはサーモインクといわれる温度で色が可変する特殊なインクでプリントしています。暖かいとこに行くと消えて、寒いとこに行くと現れるなんとも不思議なインクです。

温度変化がデザインによって可視化されると不思議とそれが生きてるって感じしますよね。着て喫茶店なんか入ってドリンクの結露がプリントの上に落ちたりするとそこだけ黒くデザインが浮かび上がったりしてなんか面白いです。ブームや流行はありますが、このテクノロジーとTシャツの対比もひとつとして、ぜひともあなたのアニマルTシャツコレクションにおひとつどうぞ(?)。

 

・ワン(バウワウ)/wank(bowwow 

犬の鼻だけをコレクションしている男がいた。

「これは犬全部で十四万円のシーズー犬ですが、鼻だけでも八万円です。」

『夢で会いましょう』(糸井重里村上春樹/冬樹社)から