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吉永小百合SHARPの広告。コピーは副田高行。吉永小百合さんは21世紀をみつめています。つまりSHARP液晶テレビを見ています。」みたいな感じだったと思う。

 

写真には着物を着た吉永小百合が正座して左奥(おそらくテレビが置いてあるであろう方向)を見つめていて、いっさい商品が映っていなかったのを覚えている。すごい。商品に自信が無いとなかなかできない。

 

いまSNSの広告にはエンゲージメント数がついているから見た人の数が分かるけど、広告っていうのはそれが実際に購買に繋がったなんていうのはあまり分からなかった。時代も加味するとよりすごい。


『 歓びの種/YUKI 』のシングルCMで長澤まさみがマイクを胸にゆっくり近づけて心臓の鼓動の音を拾っただけの映像を思い出した。曲が一切流れないCM。中学生の僕。時が止まった。監督は箭内道彦

服だけを見てほしい自分。尖っていたい自分。
神は細部に宿らない。のか。